【簡単30分】初心者向けメタバースのワールドの作り方 The sand box編

この記事では

メタバースのワールドを作ってみたい!

でも作り方が分からない!

という悩みを解決します。

この記事でメタバースのワールドの作り方を解説します。対象は様々な経済活動が盛んなThe sand boxというメタバースです。
最短30分あれば簡単なワールドを作ることを目標に解説します。

この記事を参考に、The sand boxを実際に触って、ワールド作成の感覚や楽しさををつかんでください。

著者は実際にメタバースのクリエーターとして収入を得るなど普段からメタバースに触れています。これまでの経験上、The sand boxはクリエーターが収入を得やすいメタバースの一つです。

ワールドの作り方

①The sand boxのワールド作成ソフトのダウンロードとインストール
②The sand boxへの登録
③Game Makerを立ち上げる
④基本操作画面の説明
⑤地形の作成
⑥建物の配置
⑦ワールド環境設定
⑧ワールドの公開

The sand boxの概要

The sand box プレイ画面より

経済活動が盛んなメタバース

The sand boxはブロックチェーンを元にしたメタバースで、土地の売買や運用、アイテム販売など経済活動が盛んです。アディダスやグッチ、エイベックスなどの企業も土地を購入し参入しています。

個人のクリエーターやプレイヤーが収益を得るシステムも確立されています。具体的には下記の方法です。

①メタバースで使うアイテムを作成し、販売する。
②ミニゲームをクリアして賞金を得る。
③The sandboxのNFTアイテムや土地に投資する。

詳細についてはコチラを参考にしてください。

ワールドを作るメリット

具体的には2点です。

自分の土地に人を集めて様々な経済活動ができる

The sand boxでは、自分の土地にワールドを作成することができます。現在は企業を中心にワールドが公開されていますが、2023年中に個人の土地も公開予定です。魅力的なワールドを作ることことができれば人が集まり、広告やイベントなど様々な経済活動ができます。

土地購入に関してはコチラを参考にしてください。

土地オーナーからワールド制作を受注することができる

土地のオーナーの中には、ワールド制作の技術がない人も多くいます。その場合、誰かに委託してワールド制作をすることになりますが、The sand boxのワールド制作を受託できる会社は少なく、ワールド作成者不足が予想されます。ワールド作成の技術があれば案件を受注できる可能性があります。

The sand box のワールドの作り方

The sand boxのワールドを作るには、「Game Maker」というソフトを使います。

プログラミングスキルがなくてもワールドが作れるように設計されているソフトですので、専門性がなくても少し学べば使えるようになります。

以下の手順で説明します。

ワールドの作り方

①The sand boxのワールド作成ソフトのダウンロードとインストール
②The sand boxへの登録
③Game Makerを立ち上げる
④基本操作画面の説明
⑤地形の作成
⑥建物の配置
⑦ワールド環境設定
⑧ワールドの公開

※ワールド作成にはPCもしくはMacが必要です。残念ながらスマホではできません。

①The sand boxのワールド作成ソフトのダウンロードとインストール

https://www.sandbox.game/jp/create/game-maker/より

The sand boxの公式URLからソフトをダウンロードします。「Game Maker」というソフトです。

https://www.sandbox.game/jp/create/game-maker/

ダウンロード後インストールを行います。時間がかかるのでその間に②に進みます。

②The sand boxへの登録

The sand boxへ登録を行います。Game Makerを使う際にログインIDが必要になります。

公式URLから行うことができます。

https://www.sandbox.game/jp/

必須ではありませんが、ウォレットと連携させて認証を済ませておくとよいでしょう。ワールド作成以外にもゲームで稼げたり、魅力的なNFTアイテムがあったりとThe sand boxは他にもたくさんの楽しみ方があります。

ウォレット連携に関してはコチラの記事を参考にしてください。

Game Makerを立ち上げる

インストールが終わったらGame Makerを立ち上げます。PCスペックやネット環境によって数分~数十分程度時間がかかる場合があります。

下記のような画面になったら、メールアドレスとパスワードを入力します。

The sand box プレイ画面より

The sand boxより


メニュー画面が開いたら、My Draftsの「Creat New」のボタンを押します。

The sand box プレイ画面より

ワールドの名前とサイズを選択します。サイズは最初は1×1がおススメです。

The sand box プレイ画面より

下記のような画面が開けば、完了です。

The sand box プレイ画面より

GameMakerの基本操作

GameMakerの基本操作画面です。初めのうちは覚える必要はありませんが、忘れてしまったらこちらの画面を参考にしてください。

The sand box プレイ画面より

地形の作成

作り方はいろいろありますが、まずは地形を作ってみましょう。

Lボタンを押します。

下の画面のように、様々なアイテムが表示されます。

この中から、好みのブロック(今回は茶色系)を選択します。左側のメニュー画面で「Block」を選択しておくと探しやすいです。

The sand box プレイ画面より

右クリックでブロックを配置します。Lボタンを押すとメニューが画面下に格納されます。

The sand box プレイ画面より

ブロック1つの大きさは約1mです。スケール感を覚えておきましょう。

右上にあるメニューでブロックの配置単位を設定することができます。

The sand box プレイ画面より

作業短縮になるので、ぜひ活用してみてください。

下記のように山を作ってみます。

The sand box プレイ画面より

このマークはワールドに訪れた人の開始位置になります。山に埋もれれないように必要に応じて移動させておきましょう。左上の移動ボタンで移動させることができます。

The sand box プレイ画面より

茶系のブロックの他にも水やマグマなど様々なブロックがありますので、好みで配置してみましょう。

The sand box プレイ画面より

ブロックの削除は右クリックでできます。

建物の配置

地形ができたら次は建物やオブジェを配置します。

Lボタンでリストを開きます。右側のメニューで―Entityをクリックすると、建築物やオブジェがでできます。好みで配置しましょう。

The sand box プレイ画面より

画面の回転は、Alt+マウスでできます。
また、Q、Eボタンでも操作が可能です。

先ほどの基本操作画面が参考になるのでもう一度掲載しておきます。

The sand box プレイ画面より

ワールドが完成したら、実際にプレーヤーになって体験してみましょう。
TABボタンを押すことで作ったワールドをプレイすることが可能です。

ワールド環境設定

画面上にあるメニューGLOBAL PARAMETERでワールドの環境設定を行うことが可能です。

The sand box プレイ画面より

AMBIENCEの項目を押します。

The sand box プレイ画面より

SELECT LIGHTINGで時間帯を設定できます。

SELECT SOUNDでワールドに流れる音楽を設定できます。

ワールドの保存は自動的に行われません。
画面左上にある保存ボタンで、こまめに保存しましょう!

The sand boxワールドの公開方法

自分が作ったワールドを公開することができます。経済活動等はできませんが、土地を持っていなくても公開することは可能です。

画面右上にあるメニューの紙飛行機マークのアイコンを押します。

The sand box プレイ画面より

名前を入れて「SHARE」を押します。

公開したワールドはDraft Gallaryにリストアップされます。

The sand box プレイ画面より

公開したワールドはGameMakerがインストールされていれば、誰でも入ることができます。

ワールド作成に関する説明は以上です。

ワールド作成時に意識すべきこと

以下の点を意識して作ると、より良いワールドが作れると考えています。

他の人のワールドを参考にしよう

どのようなものを作ったらいいか?に迷ったときには、テンプレートや他のクリエーターの作品を参考にしてみましょう。

The sand box プレイ画面より

メニュー画面のTemplateやDrafts Galleryで様々な作品を見ることが可能です。

不快な表現を避ける

不特定多数の人に触れるため、多くの人が不快と感じる表現は避けた方がよいでしょう。

データ容量に気を付ける

メタバースのワールドの複雑さと、読み込みにかかる時間は比例します。
複雑すぎるワールドは、始めるまでに時間がかかってしまうため、ユーザーにとって好ましくはありません。複雑さとデータ容量のバランスを意識することも必要になるでしょう。

VR酔いに注意

ワールドの中で視点がぐるぐる回ると体質によっては酔ってしまう場合があります。
カメラワークの特性は使用しているソフトによって変わりますが、実際に作成したワールドを自分で体験してみて、視点が不自然に回らないかなどを確認しながら作り進めるとよいでしょう。

The sand box以外のワールド作成について

Decentraland

The sand boxと同じよう経済活動が盛んなDecentralandというメタバースがあります。

このメタバースでも土地を購入したり、レンタルなどをすることができます。またワールドの他にもアイテムを作成して販売することもできます。既に個人でも正式に公開することが可能ですので、今すぐ自分のワールドを公開して経済活動ができる場所にしたいという方にはおススメです。

参考 Decentralandのワールド作成

Cluster

Clusterは日本で開発されたメタバースです。様々なイベントが行われており、国内で人気があります。

スマホでも簡単なワールドを作ることができる点がメリットです。

参考 Clusterのワールド作成

まとめ

この記事ではThe sand boxのワールド作成方法を説明しました。

具体的には以下の通りです。

ワールドの作り方

①The sand boxのワールド作成ソフトのダウンロードとインストール
②The sand boxへの登録
③Game Makerを立ち上げる
④基本操作画面の説明
⑤地形の作成
⑥建物の配置
⑦ワールド環境設定
⑧ワールドの公開

この記事を参考にまずは簡単なワールドを作成してみましょう。

ワールド作成の次のステップ

ワールドを作成して興味がわいたり、今後も続けてみたいと思った方は、メタバースの土地の購入を検討してみてはいかがでしょうか?

2023年に入ってから、バブルだった時期に比べて値段が5分の1から10分の1程度まで下がってきています。

コチラの記事で買い方や注意点を詳しく解説していますので参考にしてください。

ワールド作成技術を高める

今回紹介したのはワールド作成の一部です。他にも様々な機能やゲーム性を盛り込むことが可能です。下記はThe sand boxの公式URLです。こちらのページにより詳しい内容が載っています。

https://sandboxgame.online/game-maker-2/

ワールド作成以外のThe sand boxの楽しみ方や稼ぎ方

The sand boxには土地の運用以外にも、ゲームやアイテム販売などで報酬を得ることが可能です。

下記記事に内容とやり方をまとめていますので参考にしてみてください。


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