この記事では
メタバースのクリエーターとして活躍したい!
でもどんなスキルが必要?何から始めたらいいの?
という方に向けて
必要なスキルや学び方、そして収益の得る方法について説明します。
未経験の方でも簡単に始められるThe sand boxについて解説します
メタバースのクリエーターの仕事とは
メタバースの世界を造る仕事
メタバースで活躍するクリエーターの方は、職種の差はあれど、メタバースの世界を創る仕事だと思います。
クリエーターの中でも、ワールドビルダーとはその名の通りメタバースの世界を造る仕事です。アイテムクリエーターとはメタバース上で使用する洋服や、持ち物などを作る仕事です。
上記のクリエーターの方々が、3Dモデリング技術を駆使してメタバースを創り上げます。
メタバースが拡大することに伴って、今後多くのクリエーターが必要となり、活躍の場が増えていくことが予想されています。
こんな人が向いている
・CGが好き ・Pixerの映画が好き ・新しいものが好き ・インドア派 ・ゲームに没頭して、現実世界との区別があいまいになったことがある
メタバースでクリエーターになるために必要なスキル
メタバースでクリエーターになるために必須のスキルは3Dモデリングスキルです。
CGソフトやCADなどの専門スキルがない!という方でも大丈夫です。使用するツールによっては比較的短時間で使えるようになるツールもあります。
どのメタバースで活躍したいかによって、必要なスキルは変わってきます。
なぜならメタバースによって使われるソフトが異なるからです。
主要なメタバースとワールド作成に必要なソフトを下記にまとめました。
メタバース | 作成ツール | 特徴 |
---|---|---|
Cluster | ・Unity ・ワールドクラフト | 初心者向けのワールドクラフト、上級者向けのUnityがある。学ぶためのコンテンツが豊富。 |
The sand box | ・VoxEdit ・GameMaker | 細かいBoxを並べて簡単に形状を作れるので初心者向け。 |
Decentraland | ・専用ツール、SDK ・glTF、glb形式のモデル | SDK:難易度は高いが汎用性も高く、スキルがあれば凝ったものを作成可能。 専用ツール:誰でも簡単にワールド作成が可能 土地がなくてもワールド作成が可能。 土地所有者に作成したワールドを使ってもらうことも可能。 |
この記事ではThe sand boxを対象に、使われているツールや必要スキル、それを使った収入を得る方法などについて説明します。
The sand boxのクリエーターに必要なスキルと学び方
The sand boxではレゴブロックのようにモデリングを行う。
The sand boxではVoxEditというソフトを使います。このソフトはブロックを積み上げてモデリングを行います。
これまで、3Dモデリングの経験を積んでこなかった方でも、比較的簡単にモデリングができることが特徴です。
逆に言うとこれまでの3Dモデリングの経験がそのまま生かせるわけではない!とも言えます。
VoxEditは比較的新しいソフト。みんなが初心者ということですね。
VoxEditについて
VoxEditはThe sand boxで使われるモデリング用のソフトです。英語ですが説明動画になります。
イメージはつかめましたか?
VoxEditの始め方
The sand boxを始める
The sand boxの登録やメタマスクを作っていない方は、まず下記の記事を参考に、メタマスクを作ってThe sand boxの登録を行ってください。
The sand boxのURLからVoxEditをダウンロード
下記のURLからVoxEditをダウンロードします。100MB程度あるのでダウンロード環境には注意が必要です。
ダウンロード後にインストールします。
インストール後に下のようなVoxEditのアプリケーションができますので、こちらをクリックするとVoxeditが起動します。
VoxEditの起動
VoxEditを起動すると、このような画面になります。
VoxEdit本体、VoxEditで作ったアイテムを売るマーケットプレイス、最新ニュースなどのメニューがあります。
下記の場所から日本語設定にしておくと便利です。
お試しで作ってみる
VoxEditを使って、モデルづくりの雰囲気を掴んでみましょう。
モデラ―>新しいASSETを作成を選択し、モデルを保存するためのフォルダを作成します。
メインの画面は下のようになります。
基礎的な操作方法は下記のとおりです。
カメラのパン: 右クリック
カメラの回転 : 左クリック
拡大・縮小:マウスホイールの上下
元に戻す(最大 10 回の操作): Ctrl+Z (Cmd+Z macOS)
やり直し(最大 10 回の操作): Ctrl+Y (Cmd+Y macOS)
ブロックを置いてモデルを作ってみます
メニューバーから下のブロックを選択します。
あとは左クリックで積み木のようにブロックを置いていくだけです。これを積み重ねてモデリングをしていきます。
モデリング自体は非常に簡単です
VoxEditのスキルを学んでいくと、下の動画のように複雑な形状を動かすといったことが可能になります。
VoxEditのスキルを身に付ける方法
VoxEditはThe sand box専用のソフトであることもあり、日本では学ぶ環境がそこまで整っていないのが現状です。
学べる場所が少ないということは、VoxEditをマスターできれば、それだけで希少人材ですね
学ぶ環境が少ないながらも、探してみましたので参考にしてみてください。
専門学校で学ぶ
仕事や副業につなげるために、
お金をかけででも短期間で確実な技術を身に付けたい方
The sand boxのクリエーターの専攻コースがある専門学校は見つかりませんでした。
ですが様々なクリエータの専門学校である「デジタルハリウッド」でVoxeditの単発講座が行われていました。
「未経験からThe Sandboxで活躍する3つの秘訣を凝縮した特別講座」(期間限定2022/08)
時間:11:00~16:00(1時間休憩含む)
費用:20000円
単発講座であるため専門学校に通う場合に比べてお金と時間の投資が大幅に少なくて済みます。
開催場所や日時は複数ありますので、気になった方は是非チェックしてみてください。
通信講座で学ぶ
いずれは仕事や副業につなげたいが、
一度に多くの投資や学ぶ時間をとるのは難しいという方、
有料の通信講座がおススメです。
The sand boxの通信講座はUdemyにあります。
初めてのMetaverse(メタバース)NFTゲーム「The Sandbox(サンドボックス)」の始め方講座
定価24000円→キャンペーン期間中は90%以上OFFになることも‼
講座の内容は下記のとおりです。VoxEditの講座ではなくThe sand box全体の講座です。後半になるとVoxEditやThe sand boxのゲームを作るためのGAME MAKERをつかった講義が盛り込まれています。
目次
1 | はじめに |
2 | MetaMaskの作成 |
3 | Sandboxを始める |
4 | アバターでThe Sandboxを楽しむ |
5 | ゲームを作ってThe Sandboxを楽しむ |
6 | NFTアイテムを作ってThe Sandboxを楽しむ |
ちなみにUdemy以外の有料講座は見つかりませんでした。
誰かご存じの方いましたら、ご連絡いただけると幸いです。
独学で学ぶ
お金をかけて学ぶほどではないかな~という方は
Youtubeや解説ブログを通して独学で学ぶことをおススメします。
下記の記事でVoxEditの使い方についてまとめています。
インストールから使い方、アイテムの販売方法までをまとめています。
スキルを仕事や副業につなげたい場合
VoxEditのアイテム作成スキルをつかって収入を得る場合、マーケットプレイスで作成したアイテムを販売することになります。
The sand boxのマーケットプレイス
The sand boxのマーケットプレイスには上記のようなアイテムが販売されています。
売っているものはアバター本体やアバターの装備品などで、価格は20ドル前後のものから3000ドル(39万円(1ドル=130円換算))のものまであります。
まとめ
この記事ではThe sand boxを対象にクリエーターになるために必要なスキル、学び方、収入を得る方法について書きました。
メタバース市場はここ数年急拡大を続けており、その成長速度は年間成長率は50%程度とも言われています。(※株式会社グローバルインフォメーション調査より)
そのため今後メタバースのクリエーターという仕事にも注目が集まることが予想されます。
VoxEditのスキルを高めて、趣味としてThe sand boxを楽しむもよし、副業として収入を得る方向性を探るもよし、様々な選択肢があります。
一人でも多くのクリエーターが活躍することを願っています。
コメント