【現役クリエーターが解説】メタバース向けPCの選び方とおススメPC

メタバースって高スペックPCがいるの?
どんなPCがおススメ?
メタバースやってみたけど動きがカクカクする

という悩みを解決するため、PCを選ぶ際の基礎知識とおススメのPCを解説します。
メタバースでクリエーターとして収入を得ている著者の経験からまとめていますので、プレイする方にとっても、クリエーターとして活躍したい方にとっても参考になると思います。

本記事のまとめ

・既にPCを持っている場合は、まずはメタバースをやってみてから新規購入を検討する
・購入の際には、デスクトップかノートか、MacかWindowsか、プレイヤーかクリエーターか?という点を決めてから選定する。
特にこだわりがなければWindowsがおススメ。
・ゲーミングPC、クリエーターPCと呼ばれるものであれば、メタバースを行うには十分な性能がある。
・個人的なおススメはマウスコンピューター。

メタバース用PCの推奨スペック

目的によって必要スペックは変わってくる

メタバースで使うPCは、目的や遊び方によって必要なスペックは変わってきます。具体的には下記の要素があります。

必要スペックに影響する要素

①どのメタバースを使うか?
②どのワールドで遊ぶか?
③ワールドへ同時参加している人がどのくらいいるか?
④プレイヤーとして遊ぶのかクリエーターとして活動するか?

例えば、メタバースによっても必要スペックは若干変わってきます。下記はその一例です。

The sand boxVR chatCluster
CPUIntel Core i5Intel Core i5Intel Core i5
メモリ8GB4GB8GB
GPUNVIDIA GeForce
GTX 970
Intel Iris
Graphics 540
ストレージ2GB1GB2GB

上記に加え、同じメタバースでも動作が重いワールドや参加者数に応じて、PCへの負荷が変わってきます。
また、プレーヤーとして遊ぶよりもクリエーターとして活動するにはより高スペックなPCが必要です。

どのメタバースをやりたいか?を考える

先ほどしましたように、メタバースによって必要なスペックは異なります。

「どのメタバースで遊ぶのか?」が決まっていない方はまずは自分が遊びたいメタバースを考えてみましょう。
イベントが多く行われているメタバース、稼ぐことができるメタバースなど、目的に応じて様々なメタバースがあります。

スペックに関する基礎知識

PCを選ぶ際に各スペックがどのような意味や役割を示しているのかを把握しましょう。

項目説明
CPU計算処理速度
メモリ一度に作業できる容量
GPU画像に関する処理速度
ストレージ保存容量

かなり簡単に説明していますが、上記内容は知識として持っておきましょう。

一般的な推奨スペック

メタバースを行う上での一般的な必要最低スペックは下記のとおりです。

項目必要スペック
CPUIntel core-i5
AMD Ryzen 5
以上
メモリ8G 以上
GPUIntel Iris Graphics 540
GeForce GTX 970
RTX2070
以上
ストレージ500GB以上

クリエーターとして活動するのであれば、全ての項目でもう一ランク上のスペックをおススメします。

メタバース向けPCの選び方

①今持っているPCでやってみる

今既にPCを持っている方は、まずはやりたいメタバースをやってみることをおススメします。やってみたら不都合なく使えるかもしれません。
「ワールドのロードに時間がかかる」、「動きが遅いと感じる」場合は、PCの購入を検討してみましょう。

②WindowsかMacかを決める

基本的にどちらも構いませんが、こだわりがない方にはWindowsをおススメします。

理由は、Windowsしか対応していないメタバースがあったり、クリエーター向けのソフトの更新がWindowsの方が早いためです。

具体的には下記のとおりです。

VR chatはMac対応していません。
VirtualCastはMac対応していません。
・クリエーター向けソフトのUnrealEngineはWindowsの方が多機能で使用できます。
ヘッドマウントディスプレイ用のアプリStreamVRはMac対応していません。
Meta Quest2用のアプリQuest LinkはMac対応していません。

以下の動画のコメントも参考になります。

Youtubeより


とはいえ、Macのデザインや使い勝手は捨てがたいという方は、Macでも十分にメタバースを楽しむことは可能です。

BootCampという機能により、Mac上でWindowsを起動させることができます。その分、本来持つ性能は少し下がってしまいますが、プレイすることは可能です。

③デスクトップかノートかを決める

持ち運びならノート、持ち運ばないのならデスクトップが基本的な選び方です。

デスクトップの方が、同じ性能ならば価格が安い傾向があります。特に高スペックPCの場合はその差が大きくなります。
ノートの場合は発熱しやすいため、筐体が熱くなったり、冷却ファンの音が大きい時があります。静かな場所で使うときには注意が必要です。
拡張性はデスクトップの方が高いです。途中で性能が足りないと感じた場合に、改造して性能を上げることができます。

④プレーヤーかクリエーターかを決める

プレーヤーよりもクリエーターの方が高スペックPCが必要になります。

メモリーを例に挙げると、プレイヤーなら8~16GBあれば十分ですが、クリエーターなら16~32GBが最低限必要になるでしょう。
プレイヤーはワールドを読み込む容量があれば遊ぶことができますが、クリエーターはワールドを作成するソフトを使ったり、様々なソフトを同時に使うことがあるため、より多くの容量が必要です。

プレーヤーとして遊んでいても、後にクリエーターとして活動したいと考えなおす場合もあります。著者の場合がそうでした。予算に余裕があるなら、高スペックなものを買っておくことも一つの選択肢です。

おススメPC

ここからはPCメーカ別、シリーズ別におススメのPCを紹介します。
ここで紹介しているものはゲーミングPCやクリエーターPCと言われるものです。若干価格が高くなるものの、メタバースを行うには十分なスペックを持ったPCばかりです。


ゲーミングPCとクリエーター向けPCの主な違いとしては下記のとおりです。

ゲーミングPCとクリエーターPCの違い

・ゲーミングPCはデザイン性が高く、クリエーター向けPCは比較的シンプル
・クリエーター向けPCの方がメモリーが多い場合がある

パソコン工房

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LEVEL∞(レベルインフィニティ

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DAIVシリーズはマウスコンピューターのなかでもクリエーター向けPCのシリーズです。軽量かつ高性能が特徴です。
余計なソフトがインスト―スされておらず、メタバースのクリエーターだけでなくプレーヤーにもお勧めできます。

クリエイターPCならDAIV マウスコンピューター公式通販サイト
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DELL

世界的に有名なPCメーカーです。様々なカスタマイズが可能です。ゲームPCはデザイン性が高いものが多いです。

Alienware

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宇宙人のようなロゴが印象的なゲーミングPCです。性能だけでなく、デザインに様々なこだわりがあります。

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価格を抑えたい場合は中古パソコンも検討してみる

気に入ったものがあったけど予算が・・・・という方は中古パソコンを検討してみるのも一つの方法です。メリットデメリットは以下のとおりです。

中古PCのメリット

・価格が安い。数割引き~半額程度
・現在は売っていない製品を購入可能
・補償が手厚い場合がある(ただし補償内容の確認が重要)

中古PCのデメリット

・1品ものなので自分が探しているものに出会えるかはタイミング次第
・細かい傷はどうしても入ってしまうので神経質な方や潔癖症な方は避けたほうが無難。

中古品購入で最も注意すべき点は、補償内容です。
著者は遭遇したことはないですが、「初期不良」や「すぐ壊れてしまう」という事態も想定し、補償内容を確認したうえで購入しましょう。

著者はAppleノートPCの型落ちを低下の半額以下で購入したことがありますが、バッテリー含め何の問題もなく使えています。購入したのはソフマップです。

おススメ中古品PC店

中古品の購入先としてソフマップとパソコン工房を紹介します。
この2社の特徴は以下のとおりです。

■店舗数、品ぞろえは国内トップクラス。探しているものが見つかる可能性が高いです
■新品に比べて数割引き~半額程度で販売しています。
■中古品でも初期不良保証がついていので、安心して購入できます。

品ぞろえが充実しているので、中古PCを探している方は、以下2つのリンクを定期的に確認しておけば買いたいPCに出会える可能性は高いです。

↓ソフマップリンク先↓

パソコン専門店「ソフマップ」の公式通販 “ソフマップ・ドットコム” おトクなセールやキャンペーンも随時開催中!

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パソコン工房のデジタルドラゴン中古パソコン・中古スマホ

価格comの使い方

「最も安く買えるのが価格com」と思う方も多いかもしれませんが、クリエーターPCやゲーミングPCに関しては、一概にそうは言えません。

国内のPCメーカーの商品購入リンク先はメーカーのホームページとなっているので、結局はそのメーカーの販売サイトで購入することになります。また、マウスコンピューターはメルマガ会員になってクーポン価格で購入するのが最も安く買える方法です。Dellに関しても商品購入リンク先はDellのホームページです。

商品評価も参考にはなるものの、あくまで個人の意見として捉えておきましょう。


ただし、ASUSに関しては様々な場所で売っているので価格comで最も安いものが見つかる可能性があります。製品保証には注意が必要です。


まとめ

本記事では、メタバース向けのPCについての基礎知識、選び方、おススメのPCを紹介しました。

本記事のまとめ

・メタバースでやりたいことによって必要スペックは変わってくる。
・既にPCを持っている場合は、まずはメタバースをやってみてから新規購入を検討する
・購入の際には、デスクトップかノートか、MacかWindowsか、プレイヤーかクリエーターか?という点を決めてから選定する。

・特にこだわりがなければWindowsがおススメ。
・ゲーミングPC、クリエーターPCと呼ばれるものであれば、メタバースを行うには十分な性能がある。
・マウスコンピューター、ドスパラ、ASUS、Dellなど様々なメーカーからゲーミング/クリエーターPCが発売されている。

以上、参考になれば幸いです。

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