メタバースって高スペックPCがいるの?
どんなPCがおススメ?
メタバースやってみたけど動きがカクカクする
という悩みを解決するため、PCを選ぶ際の基礎知識とおススメのPCを解説します。
メタバースでクリエーターとして収入を得ている著者の経験からまとめていますので、プレイする方にとっても、クリエーターとして活躍したい方にとっても参考になると思います。
メタバース用PCの推奨スペック
目的によって必要スペックは変わってくる
メタバースで使うPCは、目的や遊び方によって必要なスペックは変わってきます。具体的には下記の要素があります。
例えば、メタバースによっても必要スペックは若干変わってきます。下記はその一例です。
The sand box | VR chat | Cluster | |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core i5 | Intel Core i5 | Intel Core i5 |
メモリ | 8GB | 4GB | 8GB |
GPU | ー | NVIDIA GeForce GTX 970 | Intel Iris Graphics 540 |
ストレージ | 2GB | 1GB | 2GB |
上記に加え、同じメタバースでも動作が重いワールドや参加者数に応じて、PCへの負荷が変わってきます。
また、プレーヤーとして遊ぶよりもクリエーターとして活動するにはより高スペックなPCが必要です。
どのメタバースをやりたいか?を考える
先ほどしましたように、メタバースによって必要なスペックは異なります。
「どのメタバースで遊ぶのか?」が決まっていない方はまずは自分が遊びたいメタバースを考えてみましょう。
イベントが多く行われているメタバース、稼ぐことができるメタバースなど、目的に応じて様々なメタバースがあります。
スペックに関する基礎知識
PCを選ぶ際に各スペックがどのような意味や役割を示しているのかを把握しましょう。
項目 | 説明 |
---|---|
CPU | 計算処理速度 |
メモリ | 一度に作業できる容量 |
GPU | 画像に関する処理速度 |
ストレージ | 保存容量 |
かなり簡単に説明していますが、上記内容は知識として持っておきましょう。
一般的な推奨スペック
メタバースを行う上での一般的な必要最低スペックは下記のとおりです。
項目 | 必要スペック |
---|---|
CPU | Intel core-i5 AMD Ryzen 5 以上 |
メモリ | 8G 以上 |
GPU | Intel Iris Graphics 540 GeForce GTX 970 RTX2070 以上 |
ストレージ | 500GB以上 |
クリエーターとして活動するのであれば、全ての項目でもう一ランク上のスペックをおススメします。
メタバース向けPCの選び方
①今持っているPCでやってみる
今既にPCを持っている方は、まずはやりたいメタバースをやってみることをおススメします。やってみたら不都合なく使えるかもしれません。
「ワールドのロードに時間がかかる」、「動きが遅いと感じる」場合は、PCの購入を検討してみましょう。
②WindowsかMacかを決める
基本的にどちらも構いませんが、こだわりがない方にはWindowsをおススメします。
理由は、Windowsしか対応していないメタバースがあったり、クリエーター向けのソフトの更新がWindowsの方が早いためです。
具体的には下記のとおりです。
・VR chatはMac対応していません。
・VirtualCastはMac対応していません。
・クリエーター向けソフトのUnrealEngineはWindowsの方が多機能で使用できます。
・ヘッドマウントディスプレイ用のアプリStreamVRはMac対応していません。
・Meta Quest2用のアプリQuest LinkはMac対応していません。
以下の動画のコメントも参考になります。
とはいえ、Macのデザインや使い勝手は捨てがたいという方は、Macでも十分にメタバースを楽しむことは可能です。
BootCampという機能により、Mac上でWindowsを起動させることができます。その分、本来持つ性能は少し下がってしまいますが、プレイすることは可能です。
③デスクトップかノートかを決める
持ち運びならノート、持ち運ばないのならデスクトップが基本的な選び方です。
・デスクトップの方が、同じ性能ならば価格が安い傾向があります。特に高スペックPCの場合はその差が大きくなります。
・ノートの場合は発熱しやすいため、筐体が熱くなったり、冷却ファンの音が大きい時があります。静かな場所で使うときには注意が必要です。
・拡張性はデスクトップの方が高いです。途中で性能が足りないと感じた場合に、改造して性能を上げることができます。
④プレーヤーかクリエーターかを決める
プレーヤーよりもクリエーターの方が高スペックPCが必要になります。
メモリーを例に挙げると、プレイヤーなら8~16GBあれば十分ですが、クリエーターなら16~32GBが最低限必要になるでしょう。
プレイヤーはワールドを読み込む容量があれば遊ぶことができますが、クリエーターはワールドを作成するソフトを使ったり、様々なソフトを同時に使うことがあるため、より多くの容量が必要です。
プレーヤーとして遊んでいても、後にクリエーターとして活動したいと考えなおす場合もあります。著者の場合がそうでした。予算に余裕があるなら、高スペックなものを買っておくことも一つの選択肢です。
おススメPC
ここからはPCメーカ別、シリーズ別におススメのPCを紹介します。
ここで紹介しているものはゲーミングPCやクリエーターPCと言われるものです。若干価格が高くなるものの、メタバースを行うには十分なスペックを持ったPCばかりです。
ゲーミングPCとクリエーター向けPCの主な違いとしては下記のとおりです。
パソコン工房
ラインナップが豊富で、低価格なモデルが魅力的なメーカーです。ホームページの使いやすさも大きな特徴です。
後述するマウスコンピューターと同じ企業グループが運営しています。
LEVEL∞(レベルインフィニティ)
パソコン工房が展開するゲーミングPCブランドです。国内メーカー故の安心サポートと高性能かつ低価格を両立しています。
また、様々なラインナップがあることも特徴で、超高性能のものからビギナー向けのものまで揃っています。
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マウスコンピューター
国内のBTOメーカーで、BTOメーカーならではのカスタマイズ性とアフターフォローに優れています。
DAIV
DAIVシリーズはマウスコンピューターのなかでもクリエーター向けPCのシリーズです。軽量かつ高性能が特徴です。
余計なソフトがインスト―スされておらず、メタバースのクリエーターだけでなくプレーヤーにもお勧めできます。
著者もDAIVシリーズのノートを使っています。本体重量の軽さ、国内メーカー、アフターサポートが手厚いということが購入の決め手になりました。個人的におススメです。
メルマガ登録でもらえる割引クーポンでの購入がお得です。
G‐tune
マウスコンピューターのゲーミングPCのシリーズです。高性能かつデザイン性の高い筐体となっています。
メールマガジン登録でセールクーポンをもらえる
マウスコンピューターのメールマガジンに登録しておくと、割引のクーポンがもらえます。PC価格によっては数万円ほど割引になります。購入を検討している方は、登録しておくことをおススメします。
ドスパラ
コストパフォーマンスが優秀な国内メーカーです。アフターフォローも手厚いのが特徴です。
raytrek
ドスパラのクリエイター向けのシリーズです。圧倒的なハイパフォーマンスでありながら価格が安いのが特徴です。
GALLERIA
ドスパラのゲーミングPCのシリーズです。他のメーカーに比べると派手な筐体ではありませんが、その分コストパフォーマンスが高いシリーズです。
ASUS
世界的に有名な台湾のメーカーです。コストパフォーマンスが高いことが特徴です。
TUF
ASUSを代表するゲーミングPCのシリーズです。様々なスペックのものが用意されています。
筐体が名前の通り頑丈なのが特徴で、国内製にはない派手な演出がかっこいいです。
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DELL
世界的に有名なPCメーカーです。様々なカスタマイズが可能です。ゲームPCはデザイン性が高いものが多いです。
Alienware
宇宙人のようなロゴが印象的なゲーミングPCです。性能だけでなく、デザインに様々なこだわりがあります。
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価格を抑えたい場合は中古パソコンも検討してみる
気に入ったものがあったけど予算が・・・・という方は中古パソコンを検討してみるのも一つの方法です。メリットデメリットは以下のとおりです。
中古品購入で最も注意すべき点は、補償内容です。
著者は遭遇したことはないですが、「初期不良」や「すぐ壊れてしまう」という事態も想定し、補償内容を確認したうえで購入しましょう。
著者はAppleノートPCの型落ちを低下の半額以下で購入したことがありますが、バッテリー含め何の問題もなく使えています。購入したのはソフマップです。
おススメ中古品PC店
中古品の購入先としてソフマップとパソコン工房を紹介します。
この2社の特徴は以下のとおりです。
■店舗数、品ぞろえは国内トップクラス。探しているものが見つかる可能性が高いです。
■新品に比べて数割引き~半額程度で販売しています。
■中古品でも初期不良保証がついているので、安心して購入できます。
品ぞろえが充実しているので、中古PCを探している方は、以下2つのリンクを定期的に確認しておけば買いたいPCに出会える可能性は高いです。
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パソコン専門店「ソフマップ」の公式通販 “ソフマップ・ドットコム” おトクなセールやキャンペーンも随時開催中!↓パソコン工房リンク先↓
価格comの使い方
「最も安く買えるのが価格com」と思う方も多いかもしれませんが、クリエーターPCやゲーミングPCに関しては、一概にそうは言えません。
国内のPCメーカーの商品購入リンク先はメーカーのホームページとなっているので、結局はそのメーカーの販売サイトで購入することになります。また、マウスコンピューターはメルマガ会員になってクーポン価格で購入するのが最も安く買える方法です。Dellに関しても商品購入リンク先はDellのホームページです。
商品評価も参考にはなるものの、あくまで個人の意見として捉えておきましょう。
ただし、ASUSに関しては様々な場所で売っているので価格comで最も安いものが見つかる可能性があります。製品保証には注意が必要です。
まとめ
本記事では、メタバース向けのPCについての基礎知識、選び方、おススメのPCを紹介しました。
以上、参考になれば幸いです。
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